2011年04月16日

好きだった本屋

昨日、都心に行ったら、アメリカ系の本屋Bordersで、閉店の大セール中でした。

3月に、この本屋とオーストラリアのAngus & Robertsonという書店のチェーンの親会社Red Group が、管財人の管理下に入り、どの支店が残るのか話題になっていましたが、ブリスベンやゴールドコーストのあたりでは、4支店のうち2つが閉鎖になることになり、そのうちのひとつがこの都心のお店だったというわけです。この店と、もうひとつ閉鎖になる店は、4支店の中では、引っ越して来た家に一番近い店と次に近い店なので、もうしばらくはBordersとはサヨナラかな、という気もします。

思えば、その頃よく旅行していたシンガポールの支店で Bordersに行き始めて、その後、生活の場を移したロンドン、アメリカと、ここ10年以上は、ずっと生活の一部だった Borders。コーヒーショップが併設になっていて、お茶を飲みながら、座って本を“立ち読み”できる本屋でした。人の触った本なんか買いたくない、ましてや、食べこぼしがあるかもしれない本なんて(そんな本はないですが)とんでもない話!という文化の日本育ちの私にとっては、 特に行き始めた頃は斬新でした。イギリスとオーストラリアでは、基本的に、書店は雑誌を扱わないのですが、 Bordersでは雑誌も扱っていて、イギリスの支店だったらアメリカの雑誌、アメリカの支店だったらイギリスの雑誌も手に入るのも、便利なところでした。書籍も、ロンドンの店にはアメリカの本も置いてあるようなところが気に入っていました。シドニーに住むようになってからは、家の極近くに支店があったので、もうほとんど書斎がわりでした。この支店も閉鎖になるということです。

しかし、どんなに居心地がよくても、私や友人のJulietのように、Bordersでお茶をのんで“立ち読み”はするが、実際にはたいして買わない、という人が多ければ、経営が苦しくなってくるだろうというのも、簡単に想像がつきます。もっとも、破綻の理由は、ネットで書籍を購入する人が増えたため、店舗での経営が難しくなったから、ということらしく、“立ち読み派”が大きな理由になっているわけではないようですが。ただ、新聞の投書欄に、“自由に本を立ち読みさせ、それを奨励するようにカフェまで併設しているような店は、つぶれて当たり前”という投書もあり、ゴメンネという気持ちになりました。

また、オーストラリアの Bordersの親会社の発表があった同時期に、アメリカでも Bordersの経営が行き詰まったというニュースがあり、報道ではまったくの偶然で、無関係だと言っていましたが、どうなんでしょうか?

振り返ってみれば、まさかつぶれるとは思いませんでしたが、シドニーにいた5年か6年かの間の Bordersは、特に後半に起こった世界規模の景気後退せいか、かつての精彩を欠いていた事は否定できず、ひとつの時代の終焉かな、という気もしています。とはいえ、寂しいことにはかわりはなく、これまで、楽しく過ごさせてもらったことに、ありがとうという気持ちです。

オーストラリアには、他にも書籍のチェーンがありますが、引っ越して来てから、ブリスベンの真ん中に2つほど、チェーン店でない独立系の書店を見つけました。どちらも、経営者の顔が分るような特徴的は品揃えです。そのうちのひとつ、Folio Books は、アート関係の本に力を入れているようです。この間行った時は、舟越桂の版画の本が置いてありました。中が見たかったけれど、ラップに包んであってみられませんでした。残念。まわりの人に、「今年の誕生日プレゼントは、この本でもいいよ!」とさりげなく強調しています。


posted by OZK at 06:26| Comment(0) | 本・インターネットなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月20日

コメントに返信しました

コメントをたくさんいただいておきながら、もちろん読ませていただいてはいたのですが、返信を差し上げるのがずっと遅れていました。すみません。

遅くなりましたが、コメントを寄せてくださったみなさんに、今さっき、このブログのコメント欄で返信を差し上げました。

これからも、いろいろなアドバイス、ご意見、アイデア、などなどなどなど、ちょっとブログに寄ってみました、というだけでも結構ですので、コメント、どうぞよろしくおねがいいたします。たくさんの方に来ていただけるのを、楽しみにしています。ぺこり。

australia.jpg


posted by OZK at 21:47| Comment(2) | 本・インターネットなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

バカンス?

さて、いよいよ明日から、お休みにしようと思います。

バカンスと言えば、かっこいいでしょうか? いまのところ、3週間ぐらいお休みしようと思っていますので、ブログの再開は10月の半ばになると思います。

3週間の間に、ちょっと離れたところからブログを見て、これから先、特に来年どうしようかを考えようと思います。

さらにパワフルになって戻ってきます!と宣言できればいいのですが、
どうなりますでしょうか?

では、10月にまた読んでいただけますよう、よろしくお願いいたします。ぺこり。
posted by OZK at 20:01| Comment(4) | 本・インターネットなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

お気に入りの雑誌に日本人アーティスト

ここのところ、私としては珍しく、お気に入りの本屋“Borders”に行く時間がありませんでしたが、数日前やっとひさしぶりに行く時間が出来たので、併設のコーヒーショップでコーヒーを買って、しばらくチェックできなかった雑誌に目を通しました。

オーストラリア版のヴォーグの”Australian Vogue Living”は、お気に入りの雑誌のひとつです。インテリアやライフスタイル、アート等を扱う雑誌です。

vogue2-esww.jpg



8月/9月号の巻頭に、ますだまさこさんという方が、シドニーのダーリングハーストで開いている日本のテキスタイルを扱うギャラリーが紹介されていました。写真で、とても素敵な染め物(絞りの一種なのかな?)が紹介されていて、思わず「欲しいなあー」。身につけたり使ったりする機会は、今のところあまりないのに、布というものに、昔からめっぽう弱い私です。版画だけでも時間が足りないというのに、いつかは染めや織もやってみたい、という無謀なことも考えているほどです。

そんなわけで、美しい布の写真に、目がとろーん、となってしまいました。

http://www.masudagallery.com


そして、ページをめくっていくと、そば猪口のような陶器の写真が目に留まりました。

vogueceramics-esww.jpg



コレいいなー、でも、雰囲気が、まついけいこさんの作品とよく似ているなあ、と思って、説明をよく読んでみたら、なんと、まついさんの作品でした。

まついさんは、7月のEveleigh Artisans’ Marketで知り合って、このブログでもギャラリー/工房のオープンをとりあげさせていただいたシドニーの陶芸家さんです。「この作家さん、知ってるもーん!」と思って、にまにましてしまいました。

http://www.keikomatsui.com.au


それから、また、ページをめくっていくと、オーストラリアを中心にAkiraというブランドで活躍中の日本人デザイナー、五十川明(イソガワアキラ)氏の記事もありました。

http://akira.com.au


愛国心というのでもないけれど、なんとなく誇らしい気持ちになると同時に、
私の作品も、いつか、自分の気に入っている雑誌で紹介されるようになりたいなあ、と思いました。
posted by OZK at 19:18| Comment(0) | 本・インターネットなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

コメントにお返事しなくてごめんなさい

8月初めぐらいから、コメントをくださった方々、お返事しなくてすみません。

実は、最近全然コメントをいただかないなあ、でも、日本は猛暑だから、みなさんお疲れでコメントどころではないんだろうなあ、などと、思っていたのです。しかし、それにしても、それまでと比べると、この静かさは少し不気味だなあ、と思い、もしかしたらコメントが来ているのに気がついていないだけかも?と、チェックしてみると...、すみません、すごくたまっていました。

これまでは、コメントをいただくと、メールでコメントが来ていますと知らせてくれる
サービスを使っていたのですが、先日、seesaaがメンテナンスしたときに、そのサービスを無効にされてしまったんではないかと思います。それで、コメント到着のお知らせが全然来なかったというわけで。

この間、コメントくださった方々、どうもありがとうございました。
これからは、ちゃんと確認しますので、引き続きおつきあい、どうぞよろしくお願いします。

便利だと思って、何かに頼りすぎるといけない、無精すると痛い目に会うぞ、という、いい教訓になりました。
posted by OZK at 21:49| Comment(0) | 本・インターネットなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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