2011年09月24日

ワークショップに申し込んだら

所属している工房では、2週間に一度程度ワークショップを開催しています。メンバーで教えられる技量のある人たちが、自分の得意分野を教えるワークショップで、わたしも、今年の初めにアルミニウム板を使う毒性の低いエッチングの方法と、自分でフォトポリマー版を作るワークショップに参加しました。

ところで明日はリノカットのワークショップが予定されていて、随分長いこと、参加しようかなあと悩んでいました。結果的には、おととい申込んだのですが、今回はもう定員に達しているとのこと。こんなに期日も迫っているので満員かなあ、という予想はしていました。だから断られても、ああやっぱりそうなの、じゃ、日曜日はおとなしく家で制作していよう、と思って、たいしてがっかりしているわけでもないのですが。

リノカット自体の基本的な原理は知っているので、あえて教えてもらう必要もないのですが、今回は手彫りでなく、機械を使って彫ると講座の説明にあったので、見てみたい気がしていました。それに基本は知っているといっても、作家にはそれぞれ手法なり道具なりに制作上のちょっとしたコツのようなものがあって、ワークショップに行くとそういうオマケの知識を分けてもらえる(というより、こういうものは、講座のメインの部分でないことが多いので、”盗む”といったら言葉は悪いですが、いただいてしまう、という感じに近いかもしれません)のが、本を読んだりしたのだけではわからない、ワークショップに参加する利点だとわたしは思っています。

講座参加者同士のネットワーキングも大きな魅力です。今年初め、新しい土地に引っ越して来てから意識してすぐに2つワークショップに参加したお陰で、工房のメンバーになっている版画家たちと知り合いになれて、その後のさまざまな連絡がとりやすくなったことでもそれは実感しています。

ただ、今回申込を躊躇していたのは、時間的にも費用的にも、このワークショップに参加するのがいいのかなあ、と思っていたからです。

ワークショップは丸1日。おそらくは、リノカットの簡単な説明から入り、デザインを起こしたりする作業も入るので、実際に彫りに入るのは多分お昼近くになるのではないか。機械が何台もあれば別だけれど、台数が少なくて順番待ちだと、ここでも待ち時間が出来てしまう。今、ほかの作品で刷らなくてはならないものがたまっているので、何もしないで待っている時間というのは無駄だなあ。人数的にいって(ワークショップはたしか8人ぐらい)、刷りはシンプルにレリーフの1色刷りではないかと思うので、だとすると、メインのリノカットの勉強の部分で新しいことは、機械を使った彫り方だけ。それも、先生になる人の作品を6月の工房展で見た限りでは、なーんとなくではあるが、どう彫るのか想像はつく。多分、ホームセンターなどで売っている、手で持つ電動ドリルのようなもので彫るのだと想像しています。

だったら、講座に通う費用で、その機械を買って家で練習した方がいいのでは、などと思って迷っていたわけです。

でも結局、ここのところ工房にも行っていないし、みんなと仲良くしてくるのも意味があるなあ、先生になる人にも直接会ってみたいし、と思い、土壇場で申し込んだわけですが。

でも、きっと満員で良かったんだと思います。きっと、行ったら行ったで楽しかったと思いますが、日曜日は、おとなしく家で蚊取り線香の煙にむせながら、時に、桑の実をつまみながら(おっと、桑の実を摘んだ手で紙に触ると、赤い色がついてたいへんなことに)チビプレスで制作中の作品を刷り上げてしまいたいと思います。


posted by OZK at 07:46| Comment(0) | 学校・工房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月09日

ラッキーな私

今朝、メンバーになっている工房からメンバー全員宛の連絡のメールが来ていたので読んでいたら、最後の行に、

“The winner of the Lisa Pullen print is…
(リサの版画作品が当たったのは…)”

とあって、ん?あれ? そのあとに書いてある名前は、もしかして、私の名前?

自分の名前があまり唐突に現れたので、一瞬、分りませんでした。

あー、やっぱりそうだー!
えー?版画がもらえるの?うれしい!

どうも、「工房のブログにコメントを書いた人の中から1人を選んで、工房のメンバーであるリサのオリジナル・プリントをプレゼントする」という企画があって、私が選ばれた、ということらしいのですが、

私自身は、そんな企画も知らなければ、いつ、何についてコメントしたのかも覚えていない始末。

でも、作品がいただけるのはうれしいです。自分の作るものと傾向が違うものだと、「なーるほど、こういうものを作る人もいるんだなあ」と新しい世界が広がるようで、なおさらうれしいです。

それにわたし、抽選とか、当たったことって本当にないんですよ。そういう意味でもうれしいです。しかも、私はこの街で暮らすのも、この工房に所属するのも、まだ1年目。とてもいい記念になるような気がします。

工房のウェブサイトにある作者紹介のページを紹介しておきます。

http://www.impress.org.au/members_gallery/Lisa_Pullen/01.html

苗字は、プーランと読むのか、プレンと読むのか、パレンと読むのか。近いうちに、作者に直接会う機会があって、聞くことが出来るといいなと思います。

posted by OZK at 18:36| Comment(2) | 学校・工房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

「一緒に刷りませんか」のお誘い

おとといだったか、版画工房のメンバーの1人からメールが回って来て、
「今週末、工房でリノカットを刷るけれど、ソーシャルにしようと思います。だれか一緒に工房使いたくない?使用料は割りかんね」という内容でした。

ソーシャルというのは、ネットワーキングに近いようなもので、集まった人たちがおしゃべりなどをしながら、お互いの紹介をしあう、ということです。工房を使いたいと思っている人が、別の日にそれぞればらばらに作業をするのではなく、同じ日に集まって、近況報告も兼ねて、一緒に作業をしませんか、というお誘いです。

今回のお誘いでは、自分はリノカットを刷るので、ローラーやブライヤーなどは自分が使いますけれど、他の技法、たとえばエッチングを刷りたい人がいたら、エッチング・プレスは空いていますから、工房を一緒に使いませんか、ということでした。

私は、ここ1週間ばかり版画の作業ができなかったので、今刷りたいものがあるわけでもなかったのですが、たまたま、この工房、今私が住んでいるところからすぐのところなので「やることはあまりないかもしれないけど、行きたい」と返事をしておきました。

他の人がどんな風に作品を作っているのか、どんな道具を使っているのかを見せてもらうのは、おもしろいし、とても勉強になります。その上情報交換をできたら、一石二鳥というわけです。

工房とか、グループとかに所属していると、こういう機会があるのはありがたいです。しかも、この工房は、活発に活動している人たちがたくさんいるので、今のところ、その人たちに引っ張ってもらっています。

というわけで楽しみにしていたのですが、結局、来たいと言っていた人たちの都合が急に悪くなり、その上なんと、言い出しっぺの当人も来られなくなってしまったというメールが今日入り、キャンセルになってしまいました。ちょっとがっかり。でも、「またそのうちにやろう」ということなので、機会があったら是非にと思っています。自分で、他の人に声をかけてもいいし。

みんな忙しいんだなー。わたしも、ヒマっていうわけでもないんだけど。
またの機会を楽しみにしたいと思います。
posted by OZK at 21:23| Comment(0) | 学校・工房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

来週の金曜は工房だ

今日は久しぶりに、洋服とか靴とか、ウィンドーショッピングしてきました。まだ、どんな店がどこにあるのかよくわかっていなかったので、結構よく歩きました。

夏物のセールも最終段階で、水着も買いたいなあ、と思い、大手のスポーツ用品店の試着室で着替え始めたところに電話がかかってきました。

携帯って、便利なんだかそうでないのか、実に間の悪いときにかかってくること、ありますよね。外出中のトイレの中、とか、1度など、肩こりが我慢できなくて、マッサージ台の上で揉んでもらっているときに、かかってきました。灯りを暗くしたマッサージ室で、台の上にうつぶせに寝そべったまま電話をしていると、なんだか自分が間抜けなトドになったような気がしました。

今日の電話の相手は、この間、一緒に工房に行かない?と誘ってくれたロビンでした。来週の金曜日の午前中に、作業をすることに決めました。たのしみです。ワークショップで作ったアルミニウム版と、フォトポリマー版、どちらも、試し刷りを1回しただけなので、まずはその2版をもっと刷って、様子を見るところから始めようと思います。

水着は、いいのを見つけたのですが、もう一段安くなるかな、と思って(ケチね?)今日は買いませんでした。どうせ来週は泳ぎに行く時間がとれなそうですし。でも、引っ越してから、めっきり歩く量が減ったのと、暑さの為にアイスクリームの食べ過ぎているので、この辺で早く手を打たないと、大変なことになりそうなんですが。

posted by OZK at 19:26| Comment(0) | 学校・工房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

大掃除とケーキ

今日は、一年に一回の工房の大掃除の日でした。
今月22日から始まるTAFEの年末展覧会では、一部の学生の作品は工房に展示されるため、一年の汚れを落とそうというわけです。

朝9時から午前中いっぱいをかけて、今年この工房を使った人たちが掃除をすることになっていましたが、こういう時に、いつも必ず来る人もいれば、絶対あらわれない人がいるのは、日本でもオーストラリアでも同じです。やってきても、おしゃべりばかりしている人、いつも一番大変なところの担当になる人、など、版画作品以上に個性が分かれておもしろいです。

私は、道具の掃除の担当、大きいのから小さいのまでローラー全部と、パレットナイフをピカピカにしました。

数日前から、工房のドアのところに、「みんな来るように」と張り紙があり、その下に誰が書いたのか「ケーキも持ってくること!」と書いてありました。

ケーキは、morning teaと呼ばれる、10時から11時ぐらいの間の午前中のおやつの時間用です。会社などでは、どういう扱いになっているか分らないのですが、学校や、講演会などの集まりに関して言えば、このモーニングティーというのは、オーストラリアでは社会的に大切に扱われています。午前中3、4時間続けて作業すると疲れてしまいますが、途中で一回休憩をいれる、という感じで、紅茶、コーヒーや、その他の飲み物と、甘い物かなにかをちょっと口に入れて、午前中の後半にそなえましょう、という感じでしょうか。

もとはイギリスからきた習慣だと思うのですが、そのイギリスでは、モーニングティーといえば、ミルクティーとビスケットというのが定番だったような気がします。

このあいだ、日本人だけの集まりに行ったら、午前中、こうした休憩の時間がなく、11時過ぎになったら、なんとなくイライラして来て集中できなくなってしまいました。日本にも「お十時」というのはあると思いますが、大人の正式の集まりのときには、休憩してお茶を飲んだり、お菓子を食べたりしないんだろうなあ、と思いました。

とにかく、今日は11時過ぎに、めでたくモーニングティーになりました。
私は、お店で一口カップケーキを買って持って行ったのですが、お手製のおいしいケーキもいくつかあって、充実のモーニングティーを過ごしました。
posted by OZK at 18:11| Comment(2) | 学校・工房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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