ここのところ、Eメールやフェイスブックなどを通じて、人とやりとりすることが多くなっていました。
作品の製作や、そのほか片付けてしまわなければならないことが山積していて、
家にこもってあれこれをしている最中に、ちょこちょことパソコンに向かっては”元気?”などとキーボードをたたく毎日で、
ふと気がつくと、町中に住んでいながら、家族以外とはじかに話をしない日が続いていました。
これはちょっとさびしい状況なのではないかい?と気になっていました。
それで、今週は気分転換。
今週の初め、懸案だった額入りの小品が完成したので、それを届けにウェストエンドの花とギャラリーのお店、HANASHOさんへ。そのついでに、HANASHOの近くにあって以前から気になっていたのに、なかなか入る機会のなかった独立系の本屋さん、Avid Reader に行ってみました。本好きの集まるの本のセレクトショップといった趣で、奥にはカフェがあるのですが、店に入ったとたんにオリーブオイルのとてもいい香りがして我慢できず、本を見る前にまず腹ごしらえ。
カフェでは、本好きの人のグループなのか、それぞれが読んだ本の感想などを言い合っている人たちがいたり、バギーを脇にコーヒーを飲むお母さんがいたり、コミュニティーに愛されているお店、という感じがしました。私も欲しい本を見つけたのですが、その日は、先日もブログに書いた州立の学校で日本語の授業のアシスタントの初日だったので、荷物が増やしたくなくて、今回は我慢。近いうちに改めて買いに行きたいと思っています。
これが、水曜日。
翌木曜日は、
ブリスベン市内ラトローブ・テラスのロビン・バウワー・ギャラリーで開かれているグループへ。
このギャラリーのある辺りは、アートやクラフト、アンティーク関係のお店なども多いところで、以前から行ってみたいと思っていましたし、このギャラリーのことも人づてには聞いていたのですが、これまでなかなか行く機会がありませんでした。
今回は、友人でブリスベン在住の画家、緒方慎二さんが、ブリスベンのシンボルともいえる橋、ストーリー・ブリッジをテーマにしたこのグループ展に参加していて、この日の朝、アーティスト・トークをするというので、以前から一度ゆっくり話をしてみたかった新しい知り合いを誘って、出かけました。
行ってみると、その新しい友人が別の知り合いを誘ってくれていたり、会場にたまたまやってきた人が知り合いだったりして、
最終的にはかなりにぎやかな集まりになりました。この日は、ギャラリーの後、近くでお昼を食べたのですが、地元に新しい友達も増え、さらに、ギャラリー近くに感じのいい額装屋も見つけたりして、充実した1日でした。
そして昨日の金曜日も用事があり、外出したので、
今週末はコンピュータに向かっていたのとは違う疲労感を感じていますが、おおいに楽しんだ1週間でした。