2012年06月05日

寒い朝にコーヒーを飲みながら

去年はもう少し寒いところから引っ越してきて1年目だったせいか、ブリスベンというのは、さすがに亜熱帯にあるだけあって、冬でもたいして寒くならないものだ、などと思っていましたが、2年目の今年は、身体もすっかりここの気候に慣れたせいか、やはり冬になると寒いなあ、などと、勝手なことを考えています。

昨日は、久しぶりの晴天で、ぽかぽかと暖かかったのに、今日はおなじように晴れていても、風が強く、寒いこと寒いこと。日本の冬に比べたらどうっていうことはないのですが、それでも思わず”手袋が欲しい”と思ったほど、冷たく感じました。

今朝は久しぶりに友人とコーヒーを飲み、ちょこっとおしゃべり。
そして、いろいろとおしゃべりをしているうちに、その人の知人が話題になりました。工芸関係の仕事をしているその知人さんの最近の作品は、どうも仕上げが甘いようだ、とぼやく友人。その友人も物を作る人なので、仕上げが雑なのが気になるようでした。コーヒーを飲みながら、丁寧に作品を作るということについて考えた朝でした。
posted by OZK at 22:27| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

蔵書票

先週金曜日に、マーケットでお店番をしながら彫ったリノカットの蔵書票を、油性の黒いインクで、生成り色の和紙に刷ってみました。

悪くないかもね?という感じです。

蔵書票は、私自身も長く日常的に使う、辞書ぐらいにしか貼ったことがないのですが、
上手に作ってあれば、デザインの面白さに引かれて買ってくれるお客さんもいるような気がします。

あといくつか違うデザインのものを作って、マーケットで売るもよし、置いてもらえないかどうか、一般のお店にアプローチするもよし、という気もしています。

蔵書票は、私自身も長く日常的に使う、辞書ぐらいにしか貼ったことがないのですが、
上手に作ってあれば、デザインの面白さに引かれて買ってくれるお客さんもいるような気がします。本屋などでは、機械刷りの同じデザインのものを、5枚とか10枚とか1パックにして売っていますが、私の今作っているものは手刷りなので、1枚ずつバラで、普通の版画の作品よりは安い値段で販売したらどうかな、と考えています。
posted by OZK at 19:53| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

今週はお出かけの週で

ここのところ、Eメールやフェイスブックなどを通じて、人とやりとりすることが多くなっていました。

作品の製作や、そのほか片付けてしまわなければならないことが山積していて、
家にこもってあれこれをしている最中に、ちょこちょことパソコンに向かっては”元気?”などとキーボードをたたく毎日で、
ふと気がつくと、町中に住んでいながら、家族以外とはじかに話をしない日が続いていました。

これはちょっとさびしい状況なのではないかい?と気になっていました。

それで、今週は気分転換。

今週の初め、懸案だった額入りの小品が完成したので、それを届けにウェストエンドの花とギャラリーのお店、HANASHOさんへ。そのついでに、HANASHOの近くにあって以前から気になっていたのに、なかなか入る機会のなかった独立系の本屋さん、Avid Reader に行ってみました。本好きの集まるの本のセレクトショップといった趣で、奥にはカフェがあるのですが、店に入ったとたんにオリーブオイルのとてもいい香りがして我慢できず、本を見る前にまず腹ごしらえ。

カフェでは、本好きの人のグループなのか、それぞれが読んだ本の感想などを言い合っている人たちがいたり、バギーを脇にコーヒーを飲むお母さんがいたり、コミュニティーに愛されているお店、という感じがしました。私も欲しい本を見つけたのですが、その日は、先日もブログに書いた州立の学校で日本語の授業のアシスタントの初日だったので、荷物が増やしたくなくて、今回は我慢。近いうちに改めて買いに行きたいと思っています。

これが、水曜日。

翌木曜日は、

ブリスベン市内ラトローブ・テラスのロビン・バウワー・ギャラリーで開かれているグループへ。
このギャラリーのある辺りは、アートやクラフト、アンティーク関係のお店なども多いところで、以前から行ってみたいと思っていましたし、このギャラリーのことも人づてには聞いていたのですが、これまでなかなか行く機会がありませんでした。

今回は、友人でブリスベン在住の画家、緒方慎二さんが、ブリスベンのシンボルともいえる橋、ストーリー・ブリッジをテーマにしたこのグループ展に参加していて、この日の朝、アーティスト・トークをするというので、以前から一度ゆっくり話をしてみたかった新しい知り合いを誘って、出かけました。

行ってみると、その新しい友人が別の知り合いを誘ってくれていたり、会場にたまたまやってきた人が知り合いだったりして、
最終的にはかなりにぎやかな集まりになりました。この日は、ギャラリーの後、近くでお昼を食べたのですが、地元に新しい友達も増え、さらに、ギャラリー近くに感じのいい額装屋も見つけたりして、充実した1日でした。

そして昨日の金曜日も用事があり、外出したので、
今週末はコンピュータに向かっていたのとは違う疲労感を感じていますが、おおいに楽しんだ1週間でした。

posted by OZK at 06:59| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

奇跡を保存すること

次はこんな作品をつくろう、あの展示用にはこんな作品はどうだろうと、頭の中では考えていても、実際に手を使って製作していない日が続いていて、フラストレーションを感じています。

作りたい!

  ****

先週の土曜日に図書館から借りて来た本のなかに、
小川洋子の「夜明けの縁をさまよう人々」という短編集があります。
文庫なので、後ろに解説がついていて、小説家の村田喜代子が書いているのですが、その一部にはっとするところがありました。書き出してみます。

...これも彼女(小川洋子)の書いた新聞エッセイで、一番好きな本は何かと問われると答えようはないが、一番好きな題名の本ならすぐ答えられる、と書いていた。その本とは、ジョン・マクレガーの「奇跡も語る者がいなければ」であった。
 イングランドの北部に暮らす人々の1日を描いた小説で、登場人物の一人が一斉に飛び立つ鳩の群れを指して、鳥同士がぶつからないのを見たかい、と娘に言う。こういうことは気をつけていないと気づかずに終わってしまう、特別なことなのだと教える。奇跡も語る者がいなければ、どうしてそれを奇跡と呼ぶことができるだろう......、と。
 「この本の背表紙を見るたび、小説を書く意味を、誰かが耳元でささやいてくれているような気分になれる。鳥が一羽もぶつからずに飛び立ってゆく奇跡を書き記し、それに題名をつけて保存することが私の役割なのだ。私にもちゃんと役割があるのだ、と思える。そうして再び、書きかけの小説の前に座る。」(「夜明けの縁をさまよう人々」角川文庫204〜205ページから抜粋)

 カギかっこの中は、小川洋子がエッセイの中で書いていることです。

 
 これを読んで、これって私が作品を作る意味でもあるなあ、と思いました。世の中には、すでにたくさんアート作品があって、いろいろな意味で素晴しいものがたくさんあることを思う時、ふと「自分自身の楽しみや満足、ということ以外に、私が作品を作る意味はどこにあるのだろう」と思うこともあるのですが、今日この解説文を読んで、私が作品を作る意味も、奇跡を保存し紹介していくことなんだ、と納得しました。

 実は、私は小川洋子があまり得意ではないのです。
 かなり以前に一度手を出したこともあるのですが、その時は、私のタイプの作品ではない、という印象でした。しかし今回この短編集を読んで、好きというのではないとしても、なるほどねーという感じを持つところまで変わってきました。そして、解説文のこのくだりを読んで、作品というより、作家に俄然興味を覚えました。作品を続けて読んで行きたいと思うようになりました。



posted by OZK at 19:20| Comment(1) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月31日

ねてしまう彫刻

今年の初め、散歩をしている最中に、かなりおもしろい形の木切れを拾いました。

こすったり、磨いたりして楽しんでいると、小さな彫刻作品を対象にしたコンテストがあるのを見つけました。

よし、今年は版画以外のジャンルにも挑戦するぞー!と、意気込んで、

店から少し材料を買い足して、あともう少しで本体は完成するのですが、
残念なことに、どうやって立てるかがまだ決まらないのです。

問題の木切れ、いやいや、完成間近の作品は、細長く薄っぺら。応募の規定には、free-standingの作品でなければならない、とあるので、自分で立ってくれる作品でないと応募できません。どこかに寄りかからせたり、ぺろんと横にして置いておくわけにはいきません。横にすると、作品の後ろ側を見てもらうことができませんから。でも、今のままでは、横にするしか展示のしようがありません。

エントリーはオンラインでもできるのですが、それも締め切りが5日後に迫っていて、今まで考えてもいい案が浮かばないのに、あと数日で解決策がが浮かぶとも思えず。しかし、なでしこジャパンの例もあることではあるし、ぎりぎり最後まで頑張ってみるべきか。それとも2年前の作品まで応募できるので、来年のエントリーを目指すことにして、それまでになんとか展示する方法を考えようか。いやいやそれとも今回は、もう1つ考えている別の作品で挑戦するか。悩んでいます。


posted by OZK at 13:31| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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