2012年03月27日

村上春樹の修行

知り合いが、村上春樹の”1Q84”を貸してくれました。

本の間に、読売新聞が村上春樹に”1Q84”についてインタビューしたもののコピーがはさんでありました。
2009年に行われたインタビューで、作家となって30年目にあたるとありましたが、
その中に(以下、引用します)

「7年前の「海辺のカフカ」以降、古典の新訳を次々とこなした。チャンドラーの「ロング・グッドバイ」、サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」、それから「ティファニーで朝食を」「グレート・ギャツビー」 ......どれも素晴らしい英語の文章。それをどのように日本語に移していくか、翻訳家としての責務を負える力がついたと判断してとりかかり、何とか乗り越えた。その代わり、同時代のアメリカ小説から遠ざかることになった。よそから新しい何かを学ぶというより、自分で考えてやっていくしかないということなのだろう。

「ノルウェイの森」でリアリズムの小説に一度挑戦し、あれで楽になった。「アンダーグラウンド」で徹底的に人の話を聞いて文章にしたのも、「シドニー!」で連日、オリンピックを見て30〜40枚書いたのもいい修行になった。書きたいのに技術的に書けない、というものはずいぶん少なくなってきたと思う。」

というくだりがあり、

ああ、村上春樹でもこんなことを考えているのか!とちょっと驚くと同時に、
創作をする者にとって、修行に終わりはないんだ、と改めて思いました。


posted by OZK at 19:25| Comment(3) | 本・インターネットなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あー、そうなんですねぇ。修行。(´Д`;)
まだまだ修行が足りません。
これからもず〜っと、ず〜っと修行なのでしょうね。頑張りましょう!(笑)
Posted by uchikoba at 2012年03月27日 20:15
uchikobaさま。終わりはないって分かっていても、あらためて考えると、くらくらっとする感じはありませんか?そちらな、もうそろそろ桜?いいなあ、みたいです。
Posted by OZK at 2012年03月28日 05:57
本の方はいかがでしたか?
私は図書館から、
ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」を借りて、BGMにしながら読みふけました。
彼の本は飲食シーンが美味しそうで食べたくなっちゃうんですよね♪
食いしん坊万歳!

オーストラリアには桜は無いの?
あ、今は秋ですね。
Posted by パンダ料理長 at 2012年03月29日 14:04
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