2011年04月30日

メールアート展参加の呼びかけ

インターネットで調べものをしていたら、

ドイツのハンブルグ在住の日本人のアーティストが、”TEGAMI−Perspektiven japanischer künstler(手紙−日本から来たアーチストの手紙)“と題したメールアートの展示を計画していて、参加者を募集している、という呼びかけが目に留まりました。

今回の東日本大震災で被災した人たち、被災地から近いところに住んでいる人たち、遠くに住んでいる人たち、みんながどんなことを考えているのかを、日本のアーティストの目を通して、ドイツの人たちに伝えたい、という趣旨の展示だそうです。

私は日本在住ではないので、厳密な意味では“日本のアーティスト”ではありませんが、それでも、3月11日以来、日本人として心配していることには変わりはありません。しかも、報道によると、日本の原発の問題が起こって以来、ドイツは自国の原子力エネルギー政策を変更したということもあり、興味を持っていました。そこで、日本国外からも参加させてもらえるかメールで打診してみました。

ものの30分もしないうちに、主催者からメールの返信をもらい、参加する事になりました。通信のスピードということを考えると、本当に世界は狭くなったものだ、と思います。

大震災の後、工房に一人こもって、黙々と刷った作品があります。この作品を、火曜日の朝一番で(月曜日はクイーンズランド州は祝日で、郵便局が開いていないので)ドイツに送ろうと思います。

このメールアート展の詳細は、こちらで。

http://hamburg-projekt.blogspot.com/
posted by OZK at 19:08| Comment(0) | 展示・販売 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月29日

製作には、まず材料調達

キリストの復活を祝うイースターと、これまでに戦争で命を落とした豪州兵を讃えるアンザック・デーがつながった5連休が、火曜日に終わったばかりですが、クイーンズランド州では、来週の月曜日がレイバー・デーで祝日なので、この週末も3連休になります。

いわゆる会社勤めをしているわけではないので、世の中のお休み=自分のお休み、ではありませんが、気分的には、この週末を有意義に使わなくては!と思い、今朝ドライポイントの版の為のプラスチック板を買いに行ってきました。この週末に、先日のブッシュ・ウォークでひらめいたアイデアを、ドライポイントという手法を使った版画にしようというわけです。

ドライポイントは、もともとは金属板を使って作るものだったのですが、今は、プラスチック板を使う人もたくさんいます。もちろん、プラスチックの方が安いこともありますが、私は、個人的に、金属の板を、金属のニードル(ペンのような形をしていて、木などで出来た柄に、引っ掻く為の金属の針状のものがついています)でひっかいて傷をつける、というのが、どうも生理的に好きになれないので。歯がうずきそうな感じがしてしまんですね(そんなことってない、とは分っているのですが。軟弱でしょうか?でも、気分よく製作できないとね)。

家の近くのバス停から、バスに乗ること20分。
サウス・バンクのバス停で降りました。

バス停と行っても、このバス停はバス専用道路にあって、プラット・ホームのようになっているので、行く先の違うバスが何台も複数同時にとまれます。今回は、エクスプレスのバスに乗ったので、家の近くのあまり利用者のいないバス停は通過扱、しかも、都心に近づいてからは、一般車両の入れないバス専用の道路にのって来たので、あっという間に着いてしまいました。東京駅から、中央線の特別快速を利用するのと同じような気分です。

オーストラリアは車社会だと言われていますし、この国では大都会のブリスベンも、もちろん例外ではないのですが、家から都心に用事のある時は、バスで来るのが、時間・手間・金額(車だと駐車料金が高い)のどの点から見ても一番だと思っています。ブリスベンの市外から、となると、話はまたちょっと違うかもしれませんが。

さて、下車してから、クイーンズランド・カレッジ・オブ・アートの売店までは、徒歩で3分ぐらいです。この学校は、過去には、独立した学校でしたが、現在ではグリフィス大学の美術部になっています。売店は、フォーティチュード・バレーにあるOxladesの経営で、学生でなくても入れます。

そして、とにかく必要なものは、ほとんど何でもあります。うれしいことです。

あれもこれも欲しい、これがあったら便利だろうなあ、と思う気持ちに蓋をして、縦75センチ、横1メートルのプラスチック板を買い(厚さは0.5ミリぐらいです)、くるくるっと巻いてもらって、よそ見をせずにバスで帰ってきました。かなり大きい板なので、半分の大きさにして使うかもしれません。

昨日は工房にちょっとだけ寄って、ストックしてある、リノリウムのシートを買ってきました。今日のプラスチック板よりも少しだけ小さいサイズです。これだけ、版の材料を集めると、作らなくちゃというプレッシャーを感じてしまいますが、今晩はとりあえず、ウィリアム王子とケイトさんのウェディングのテレビ中継が、6時過ぎから、えんえんとあるので、そちらに集中しようと思います。

というわけで、製作は、明日からですね。えへへ。


今日行った画材屋は、

Oxlades
Griffith University
QLD College of Art (QCA)
226 Grey St., Sth Brisbane 4101

Fortitude Valleyにある方の店は、
Oxlades
136 Wickham St., Fortitude Valley, Brisbane 4006

ウェブサイトは
www.oxlades.com.au です。

posted by OZK at 16:31| Comment(0) | 版画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月27日

私もガーデニング

ある日、食べるのを楽しみにして育てていたプチ・トマトが、みんなカラスに食べられているのを見つけました。小さい実ながら、みっしりと甘酸っぱさがつまったトマトで、毎日、あともう一息で真っ赤に熟す、そうしたらサラダにして食べよう、と楽しみにしていました。ヤラレタ、と思うと同時に、カラスがひとつ残らず食べてしまうぐらいだったのだから、やっぱり相当おいしかったのだな、とキッチン・ガーデナーとしては、誇らしい気持ちになりました。単なる負けおしみですかね。

以来、カラスは2羽でやってきては、こっそり、赤く熟した実を突っついて食べ、食べ終わると、ごちそうさまというように、必ず大きな声でカアアー、カアアーとなきながら、トタン板で出来ているベランダの屋根の上で、バトン、バトンとジャンプします。私が気がつくのは、このカアアーとバトン、バトンが始まってから。いまだに、適当なカラスよけのネットが見つからず、今シーズンは、おいしいトマトを食べるのをあきらめました。

トマトの他に育てているキュウリは、2週間ほど前にびっしりとアリマキがついている葉を見つけたのですが、あっという間に、茎にも、これから大きくなろうとしている実にも広がり、いまでは株全体がアリマキだらけです。以前は見かけたテントウ虫も、一体どこにいってしまったのやら。アリマキ達は我が物顔にのさばっています。

シドニーにいたときに、西日の当たるベランダで何度も挑戦しては、カリカリにからしてしまったキュウリやトマト、引っ越して来たブリスベンでは、なるべく自然に育てようと思い、最初の頃は、それなりにうまく行っていて、キュウリは、かなりひんぱんに我が家の食卓にのぼって好評だったのですが、結局はこんな結末に。有機栽培にはそれなりの知恵が必要なようだということを学んだ、ブリスベンでの最初の園芸シーズンでした。

ここのところ、何人かの版画家の方が、ブログでガーデニングについて書かれているので、私も書いてみました。
posted by OZK at 19:28| Comment(2) | 動物・植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

ウィリアム王子の結婚式

オーストラリアは英連邦の一員で、イギリスのエリザベス女王が国の元首です。
共和制への議論も、寄せては返す波のように、盛り上がったり、静かになったりしているようですが、いまのところは、大きな動きはありません。

今週の金曜日は、いずれイギリスの王位を継ぐことになるウィリアム王子の結婚式があります。結婚式の行われるロンドンはもちろんのこと、イギリスでは大騒ぎでしょうが、ここオーストラリアでも、少なくともマスコミは、金曜日に向かって、大きな盛り上がりを見せています。

婚約者ケイト・ミドルトンさんとのなれそめから、ケイトさんのウェディングドレスのデザインの予想、ウィリアム王子が小さかった頃のボディー・ガードのインタビュー、ケイトさんの大親友のインタビュー、友人達によるウィリアム王子の大学時代の逸話、などなどなどなど、毎日、ニュースで取り上げられたり、特別番組が組まれたりしています。

これから、金曜日にかけてますます盛り上がって行くことでしょう。そして、当日は長々と生中継でしょうね。一生に一度ぐらいしか見る機会がないことなので、大騒ぎもいいかな、と思います。もちろんオーストラリアでも、マスコミは騒ぎ過ぎだと、すでに、うんざりしている人たちもいます。

一生に一度かも、などと言いましたが、私は、チャールズ皇太子と故ダイアナ妃の結婚式があった時も、たまたまオーストラリアにいて、テレビ中継をばっちり、長々と見ていました。1981年、ちょうど、30年前のことです。ぎゃーっ!ほんとに30年???時の経つのは早いなあ!時間よ、止まれっ!と思わずにはいられません。
posted by OZK at 23:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月25日

あれやこれやと新作のアイデア

昨日は、キリストがよみがえったとされるイースター・サンデーで、お店も閉まっているところがほとんど、スーパーでさえも閉まっているほどで、物の売り買いという活動がないと、こんなに世の中は静かなのか、空気までが落ち着いているような気がしました。

イースターの休みは、これまでやろうと思っていたのにできなかった、あれやこれやを片付けています。

先日クラフト・ショーで買ったジュエリーのパーツを使ってペンダント・ヘッドを作ってみたり(あまりにあっけなく出来てしまったので、ちょっと拍子抜けです。こういうものって、あれやこれやいじくり回して、工夫する余地がないと、物足りなく、作ったような気がしないのは、貧乏性のせいでしょうか)。

それから、版画製作の過程でたくさん出来る試し刷りなどを、グリーティング・カードに仕立ててみたり。カードは販売価格が安いので利益にはならないと分ってはいても、私自身がカードというものが好きなので、ついつい作ってしまいます。どのお店に置いてもらおうかなあ、自分で使ってもいいなあ、などと考えながら、作りました。

自分でも矛盾しているというのは、分っているのですが、
売ったり買ったりということが世の中にこんなに多くなければ、無駄も減らせるし、生活もどんなにかシンプルになるだろうかと思う一方で、作品やカードを売ろうと考えているわけです。こんな矛盾を抱えていては、販促活動に力が入らないのは無理ないなあ、とも思うのですが、いまのところ、この矛盾を解消するいい案が浮かびません。

それから昨日は、気に入っているイギリスのアート雑誌のウェブサイトのメンバーになる手続きもしました。そして、友人が教えてくれたギャラリーや、雑誌で見つけて気になっていたお店や画廊のサイトをチェックしたり、自分の作品を紹介するHP代わりのブログをアップデートしたり。ブリスベンに移って来たことも書き加えていませんでした。

午前の遅い時間から午後1時半ぐらいまで、近所の林を散策してきました。林といっても、小高い丘なので、散策というよりは、ブッシュ・ウォークと言った方が適当かもしれません。こうして木の中を歩き回るのは、12月に引っ越して来て以来です。ブッシュ・ウォークというのは、日本語で言ったら、ハイキングというのが一番近いかな。ブッシュ(bush)というのは、オーストラリアでは灌木の茂みではなくて、ユーカリなどの木の茂った林や森などを指します。

秋といっても気温はまだかなり高いのですが、太陽の光は、角がとれて、真夏とは比べものにならないぐらい弱かったです。まだ午後の一時というのに、木の影が驚くほど長くなっていて、日本の秋と比べると、3時半とか4時ぐらいの感じがしました。それなのに、紅葉はしておらず、下草も青々と茂っていて、と、季節の感覚がゆさぶられるような気がしました。

しばらく新しい版を作っていないのですが(東日本大震災と原発のことに気をとられて、製作に気持ちが向かず、なんと4月はほとんど工房にも行きませんでした)林の中を歩いているうちに、だんだんと新しい作品のアイデアが固まってきたような気もします。ドライポイントで、何枚か作ってシリーズにしようかな、と考えています。
posted by OZK at 00:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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